[復旧済み][誤警告情報][TROJ_FRS.VSNTE222の検出について]
[掲載日時:2022年5月6日 13:00]
[更新日時:2022年5月4日 12:00]
スマートスキャンパターンファイルにおいて、誤警告の発生を確認いたしました。
※誤警告とは
弊社製品において、ウイルスに感染していないにも関わらず、感染している旨の誤った警告が発生してしまうケースのことです。
■対象パターンファイル情報
- スマートスキャンパターンファイル: 21474.138.37 ~ 21474.139.08
※従来型パターンファイル(末尾が".80"のパターンファイル)への影響はございません。
■発生日時
誤警告発生パターンファイル配信日時:2022/5/3 18:20時頃
※誤警告修正パターンファイルについては後述のとおり公開済みです。
■検出される不正プログラム名
TROJ_FRS.VSNTE222、TROJ_FR.654AC47C
■影響範囲
Microsoft Edgeのコンポーネントが検出されている事を確認しております。
検出パスの例:
C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\101.0.1210.32\msedge_200_percent.pak
C:\Program Files (x86)\Microsoft\EdgeWebView\Application\101.0.1210.32\msedge_200_percent.pak
C:\Program Files (x86)\Microsoft\EdgeCore\101.0.1210.32\msedge_200_percent.pak
■対応状況
5/3 20:30頃公開のスマートスキャンパターンファイル21474.139.09にて修正を行いました。
■弊社製品側での復旧方法
該当ファイルが製品によって削除されてしまった場合には、OS側で作成しているバックアップファイルやお手元のバックアップファイルから復元してください。
該当ファイルが隔離されている場合は、以下の製品Q&Aを参考に、隔離されたファイルを元の場所に戻すことができます。
Webページの一時ファイルを検出した場合には、再度アクセス時に生成されますので復元は不要です。
・Apex One
隔離ファイルの復元
・ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス 6.7
ツール:暗号化された隔離ファイルを元に戻す方法
検出除外の設定方法は以下のとおりです。
・Apex One
特定のフォルダとファイルを検索させたくない (検索除外の設定方法)
・ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス 6.7
ビジネスセキュリティサービス の検索除外の設定方法
・ウイルスバスター クラウド
誤警告によりファイルが削除された場合の対処方法
弊社製品の誤警告によりご迷惑をおかけしたことを、お詫び申し上げます。
今後とも弊社製品をご愛顧いただきますようお願い申し上げます。
■更新履歴
日付 |
更新履歴 |
2022/05/03 20:10 |
新規公開 |
2022/05/03 20:40 |
対応状況及びパターン情報を更新 |
2022/05/04 12:00 |
「ウイルスバスター クラウド」の復旧方法追加 |
2022/05/06 13:00 |
「■検出される不正プログラム名」にTROJ_FR.654AC47Cを追加 |